うさぎデザイナーの反省代行まんが

失敗の多いフリーランスデザイナーが描いています。うさぎが代わって反省してくれるので気が楽です。

身内からの制作依頼の対処法

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※今回は、身内へのモヤモヤする気持ちを「愚痴」みたいに言いたいわけではなく、ちょっとしんどい「身内からの制作依頼」の対処法が確立してきたので、記事にしました。ここで言う「身内」とは、親族やその周辺、仕事関係の無い友達のことです。

 

デザイナーさんや、その他クリエイターさんは、一度は身内から「○○作ってくれない?」と言われたことがあるんじゃないでしょうか。例えば、「名刺作って〜」「ロゴ作って〜」「ホームページ作って〜」などなど。

 

これ、どうして自分に頼んできたのかを考えると、普通の仕事よりしんどい気持ちになりませんか。

 

「応援の意味を込めて」という親切心で言ってくれてる時もあるし、「安くやってくれるよね」「いい勉強になるでしょ」「色々訊いてくれるでしょ」など正直ありがたくない理由の時もあるし、更にその両方がないまぜになってる時もあるし…。

何をどう作るかとかいう前に、すでに精神的に疲れてきちゃいます。

しかも、その身内がデザインの現場に触れた事がなければ…なまじ「プロとして良いものを作って、喜んでもらいたい」気持ちが働いて色々と混線し、しんどいです…。

 

 

うさぎの場合、独立してから身内からの「○○作って〜」が激増しました。

きっと、独立を心配して依頼してくれたんでしょう。何がなんでもそうだと思ってる。

 

そこで、制作を請けたり、断ったりと、なんだかんだで5、6件経験してきました。その結果得たのが「やるならタダor正規料金より高め」がベスト…という答えです。(もちろん、はじめから「断ってしまう」のもアリアリです。)

 

 

 

タダ=無料でやる場合

親孝行や日頃のお礼、お祝い事などの時。自分で納得して、むしろ無料でしかやれないし、ぜひやってあげたいと思う場合です。

それ以外では精神的消耗が大きすぎるので、おすすめしません。

 

注意したいのは、無料ということで「際限がなくなる」という事態につながりやすいことです。…というか、おおかたなります。とことん付き合う姿勢でやることになります。「共同制作だけど、相手は決定者。こちらはプロで制作者。だけど無料」という状況です。

 

「本当は3万円だけど、お祝いだから無料でいいよ」とか言えるなら、言ったほうがお互いのためだったりしますが、なんか無粋ですしね…上手に言えるなら言うに越した事はないと思います。

 

ちなみに、以前記事にした「母の手作り品のラベル作り」は、完全にプレゼント(=無料)の気持ちで作っています。母なりに私の状況を気遣ってくれるので、制作に困ることは少ないのですが、それでも何度かモヤっとして落ち込んだ事はありました…

母の手作り品のラベル作り その1

母の手作り品のラベル作り その2

母の手作り品のラベル作り その3

母の手作り品のラベル作り その4

☆その5は、近日公開☆

 

 

 

正規料金より高めでやる場合

こちらがすすんで無料にする必要もない場合、正規料金より高めで話をするのがおすすめです。

 

うさぎは、身内つながりの他人(といっても、昔から知っている人)からの名刺作成依頼を、いつもの料金より高く見積もって出してみた事があります。その結果、見積りどおりの値段で請求することができ、以後、ちょくちょく同じ依頼が入ってきています。きちんと対価がもらえているのでストレスを感じないし、いくつかの提案もできる状況です。

 

なんで上手くいったのかと考えてみると、相手は「うさぎさん独立したなら、うちの会社の名刺作ってもらったらええやん。」という感じもありつつ、基本的には普通に必要な仕事として依頼してくれてたということなのかな…と思います。

そうなると正規料金より高めでは申し訳ない気もしますが、はじめは相手がどういう気持ちで依頼してるのか分析しにくいのが「身内からの依頼」です。その後のストレスリスクを考えると、やはり高めで見積もり、金額に不満があれば早々に断ってもらうほうが関係者全員のために良いです。

値下げしたくなれば、後からいつでも出来るし…

 

 

あと、上記2つの方法の間をとったのが「ちょっと安めで請ける」になるのですが、これは身内だからこその甘えを料金に反映してしまっているので、制作を進めるにつれてお互いにモヤモヤ&イライラがつのりやすく非常にストレスが大きいのでNGです。一番やってしまいがちで、うさぎも何度かこれで苦しい目にあいましたが、だからこそ、もう選びたくない選択肢です。

 

 

というわけで、長々となってしまいましたが、身内からの制作依頼の対処法についてうさぎなりの経験をもとに書いてみました。

 

 

うさぎは身内に対してでも「これは言いにくいなぁ」と思い悩んで言えないタイプだったりするので、上述のような内容になっています。

「身内だからこそ、なんでもはっきり言えるやん!」っていう方は、きっと楽しく上手に出来るんだろうなぁと思います。

そういう方は、とてもとても羨ましいです。

 

 

おわり